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プレスリリース

2011年2月4日

IPv4 アドレスの枯渇に際して

節分の儀式を経て、立春の節目を迎える日、IPv4アドレスの中央在庫がいよいよ枯渇しました。現在のインターネットに障害をあたえることなく、IPv6の導入を進める最低限の準備は、我々WIDEプロジェクトの関係者の約15年におよぶ努力と、関係諸団体の方々のご貢献とご努力によりほぼ完了しています。
しかし、本格的で具体的な対応は、決して短時間で完了することではありません。クラウドコンピューティング、スマートグリッド、スマートコミュニティーなど、すべては、IPv6を用いて創造され、いよいよ全産業を支える社会・産業基盤へと進化していく始まりの日でもあります。IPv4アドレスの枯渇は、インターネットの新しい時代の登場を象徴する出来事として後世に記憶されます。
WIDEプロジェクトは、『IPv6の導入の完遂』にとどまらず、常に、人と社会に貢献する新しい技術革新に向けた研究開発をこれまで以上に活性化し、豊かで創造性に溢れた社会の実現に貢献することを目指します。

WIDEプロジェクト代表
IPv6普及・高度化推進協議会 専務理事
IPv4アドレス枯渇タスクフォース代表
江崎 浩(東京大学教授)


インターネットアドレスの管理は、グローバル情報社会を運用面から支える大変大切な役割です。今回のような歴史的な局面を通じて、グローバル社会の運用と管理が関係者の連携で行われていることが確認され、未来に向かってより安定した体制を作っていくことは国際社会の責任です。我が国も産官学が協調しこの責任を積極的に担ってきました。 今回のアドレス割り当てを経て再確認されたことは、次世代インターネットプロトコルであるIPv6の発展に世界中が期待している点です。IPv6の歴史的な役割は我が国が担ってきました。 今回をきっかけとして我が国のグローバル社会への貢献が大きく推進することを期待します。

WIDEプロジェクトファウンダー
IPv6普及・高度化推進協議会会長
村井純(慶應義塾大学教授)

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