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第十四回 WIDE賞(2004年秋)

静岡県浜名湖ロイヤルホテル
2004年9月8日

2004年9月8日秋WIDEキャンプに於いてWIDE賞が授与された。
第14回の受賞は、IPv6プロトコルスタックの品質向上に大きな貢献を行なってきたTAHI Projectのメンバーと、東洋における二度のIETFなどで無線環境の提供に貢献した大江将史氏に贈られた。

受賞風景 受賞風景

---受賞者のコメント---

TAHI Project

横河電機の岡部と言います。
今回はWIDE賞の受賞ありがとうございました。
WIDE賞受賞の対象はTAHIプロジェクトの活動に関してです。
TAHIプロジェクトはIPv6の検証と評価及びインターオペラビリティテストを行なう活動です。1998年にTAHIプロジェクトは始まりました。ちょ うどKAMEプロジェクトが始まり、ソースコードの品質を高めるために、検証のためのシステムが必要だということで、このプロジェクトを立ち上げました。
開始当初は検証技術というものがどういう物なのかが分からず、結構暗中模索をしながらやりましたが、まさかこんなに長く続き、こんなに評価していただける とは、とても思いませんでした。これはみんな、支えて頂いた多くの方のおかげだと思っています。
ありがとうございました。

大江将史

国立天文台の大江将史です。
この度は、IETF等におけるワイヤレスLANの運用ということでWIDE賞を受賞させていただきました。
IETFにおけるワイヤレスLANの運用は、IETF横浜に始まることが私のきっかけでした。
IETF横浜は2002年の7月に開催されましたが、このときワイヤレスネットワークにおいて利用者がIETFでは500人、600人のユーザー規模をオペレーションする必要がありました。
当時の機材では、これらを円滑に運用するためには、ただ単に運用するだけではなく、様々なDHCPを問題発生させるようなユーザーや、ワームやブラスター といったような、そういったネットワークに悪影響を与えるようなユーザー等を的確に排除しなければ、ワイヤレスを安定させて運用させることが困難でした。 これらの問題点を解決すべくワイヤレスのモニタリングツールやそのマネジメントツールの開発を行ない、それをIETF横浜やその後に開催されるWIDE合 宿、また2004年3月に開催されました韓国IETFにおいて実際に運用を行いました。
そして実際に500人を超えるユーザーが利用する中、ブラスターワームやまたウイルスを発生させるようなノードを確実にブロックし、そしてそこから安定し た運用を導き出すことがIETFの参加者などから高い評価を得ることが出来ました。
このように開発されたツールを実際に実運用することによって得られた成果ということで、そのツールの開発とそしてその運用成果ということを基にして、この度WIDE賞を頂くこととなりました。
今後は今回開発されたワイヤレスマネジメントツールですが、現在公開が十分に進んでいない状況ですので、これをまず一般公開することによって、更なるその普及を努めたいと思います。
また韓国IETFで得られた問題点、このことに関しても改良を進め、更なる新しいワイヤレスツールのリリースに努め、皆さんのお役に立てるようなツールをどんどん開発できればよいかと思ってます。
この度はWIDE賞授賞ありがとうございました。

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