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WIDE人

WIDE人 第1回 松谷 宏紀 さん

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Q.自己紹介をお願いします。
松谷宏紀と申します。慶應義塾大学環境情報学部4年で村井研究室に所属しております。

Q.村井研究室に入った”きっかけ”は?
高校時代の恩師に村井研究室をすごく薦められて、訳もわからないまま入ってしまったという感じです。

Q.入ってみて面白かったですか?どんなところが?
はい、面白かったです。
研究というとすごく難しいイメージがあったんですが、村井研究室でやっていることはものすごく生活に密着していて、世の中を便利にしようというような研究が行なわれていたので、とても具体的で現実的でとても良いと思いました。

Q.今、どんな研究をしていますか?
H8CPUという、家電などでよく使われるようなマイコンに、IPv6のスタッグ及びアイトロン、それからモバイルIPv6のスタッグを実装して動作させております。

Q."H8"CPUとの出会いについて?
特に昔からハードウェアいじりが好きで、秋葉原で色々なCPUとかを買い集めていたのですが、H8CPUは安くて、個人ユーザーでも結構簡単に開発環境とかもそろえることができ、安価に遊べたのでH8を選びました。

Q."H8"にIPv6とOSを載せたのは、誰かのアドバイスによるものですか?
いえ、最初は本当に趣味で始めました。

Q.すべて自分で作り上げたのですよね?
はい。

Q.出来上がりを見て驚いたのですが、その情熱はどこから来るのですか?
とにかく、作るのが好きなんですよ。
だから特に目的があったわけではなくて、とにかく作って動かしてみたいという、ただそれだけです。

Q.InternetCar、家電などで、研究が役に立ってきている事をどう思いますか?
最初は実感がなかったんですが、いろいろなところでデモンストレーションなどを行なううちに、色々な分野の人から感想を頂くようになりまして、今やっていることに自信を持てるようになりました。

Q.自信を持てると楽しいですよね?
はい、すごく楽しいです。

Q.次のステップとして何をしようと考えていますか?
今考えていることは、書き換え可能な集積回路であるFPGAの上にCPUを実装して、その上で僕が実装したIPv6スタッグ、それからOSを動作させようと思っています。
それでFPGAは回路が書き換え可能なので、そのノードの処理内容に応じて適切なハードウェア化を自立的に行なうというものを考えています。
例えばトラフィックで、IPセックのトリプルデスのトラフィックが多い場合はトリプルデスをハードウェア化するし、ラインデールのトラフィック量が多ければラインデールをハードウェア化する。
IPセックが使われていなければ、そういった動作周波数を落として、回路規模を落とすことによって消費電力を抑えることが出来る。
そういう風に、環境やトラフィックに応じて自立的に機能を最適化するような研究をやっていこうと思っています。

Q.将来、どのようになりたいですか?
正直なところ、ずっと生涯現役のエンジニアでやっていきたいと思っています。

Q.WIDE Projectで色々な人に出会って何か面白いことはありましたか?
僕はハードウェアを作ってソフトウェアを動かすことしか考えていなかったのですが、いろんな分野の方がいらっしゃいまして、例えば僕が作ったハードウェアをメディアアートの分野で利用したいとおっしゃる方がいまして、作ったときには全然そういったことを想像していなかったので、驚くことが非常に多いです。

インタビュアー 砂原秀樹

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