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プレスリリース

2005年8月5日

村井純、IETFにおいてポステルアワードを受賞
~世界で7人目、アジアでは初めての受賞~

WIDEプロジェクト
代表 村井純

WIDEプロジェクト代表の村井純(慶應義塾大学教授)は、7月31日よりパリにて開催されている第63回IETFにおいて、ポステルアワード(http://www.isoc.org/awards/)を受賞いたしました。

ポステルアワード(Postel Service Award)は、Internet Society(ISOC)が1998年に急逝したJonathan B. Postelにちなんで1999年に設置した賞で、世界中のインターネットへの貢献者のなかから毎年一人ずつ選定し授与してきたものです。
今回の受賞は、IPv6等の技術開発とその普及、およびアジア太平洋地域でのインターネットの発展に注がれた活動が認められてのものであり、世界では7人目、アジア地区では初めての受賞者となりました。

受賞トロフィーには、「For his vision and pioneering work that helped countless others tospread the Internet across the Asian Pacific region.(アジア太平洋地域のインターネットの発展に注がれた、彼の広い視野と開拓精神に基づく計り知れない貢献に対して)」と書かれており、村井 純は、「現在、インターネットの西の端に位置する日本から、ロシア経由のファイバを使ってヨーロッパとの接続を進めています。今後も精力的にグローバルな インターネットの成長に貢献していきます」と今後の抱負を語りました。

  ※ IETF: the Internet Engineering Task Force

受賞風景 トロフィー 村井純代表
左から、インターネットソサエティ会長Lynn St Amour女史、村井純、ポステルアワード選考委員会委員長Daniel Karrenberg氏 「アジア太平洋地域のインターネットの発展に注がれた、彼の広い視野と開拓精神に基づく計り知れない貢献に対して」と書かれたトロフィー 受賞コメントを述べる村井純代表
Postel Service Awardポステルアワード選考委員会からのレター(PDF:1Page/149KB)

ポステルアワード受賞に寄せて

それぞれのネットワークが自律的に運用され、それが連結して作られるインターネットの環境は、グローバルなインター ネット全体に対していかに貢献するかについて、常に考える人たちの力で成立しています。この理念のシンボルとして私たち初期のインターネットの構築に携 わった多くの研究者を導いたのがJon Postel氏です。特に私は、彼と米国に主体があったインターネットを世界全体に広げるための再設計のような議論を長くした経験があり、彼の貢献と奉仕の精神に幸運にもたっぷりと触れることができたのです。

今回のポステルアワードの受賞はそんな私にとっては自分が取り組んできたことへの、最も本質的な評価として受け止め る事ができ、最高の喜びです。この視点で評価をしてくださった推薦者、選定委員会、インターネットソサエティの方々に深く感謝をするとともに、このすばら しい賞を私と一緒に努力をしてきたすべての人、特に日本を含めたアジアの仲間達と分かち合わせていただきたいと思います。そして、今日本はインターネット の未来に対して、人と社会に更なる貢献をする最高の環境にあるわけですから、これを機会に新しい力と一緒に、新たな挑戦と努力を続けていければと願ってい ます。

2005年8月3日 ジョンポステルアワード受賞の日、パリにて。
村井 純 

■ 本件に関する問い合わせ:
WIDEプロジェクト 広報担当:石川
Tel: 0466-49-3618 
E-Mail:press@wide.ad.jp

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