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プレスリリース

2005年2月24日

SOI Asia シンポジウム
スマトラ沖大地震によるインド洋大津波:アジアの大学から世界へ
~ 今大学が果たすべき役割 ~

SOI Asia プロジェクト
代表 村井純

 SOI Asia プロジェクト (代表:慶應義塾大学教授 村井純)は、「スマトラ沖大地震によるインド洋大津波:アジアの大学から世界へ~今大学が果たすべき役割」と題したSOI Asiaシンポジウムを開催します。本シンポジウムでは、日本・タイ・インドネシア他、SOI Asiaパートナーサイトをインターネット中継で結び、被災地域の大学からの報告の他、それを元に被災地域の復興・支援におけるアジア地域の大学が果たす 役割についての議論を行います。

  SOI Asia プロジェクトは現在、衛星を利用したアジア広域インターネット基盤を構築し、その上でアジアの11カ国17大学が遠隔高等教育のための環境を自律的に運営 し、アジア地域でのリアルタイム講義やアーカイブ講義の共有、その他の様々な教育プログラムを実施するなど、大学間で有意義な教育協力関係を築いていま す。最近の活動としては、新たにカンボジア、バングラデッシュ、モンゴルがパートナーとして加わり、また、授業提供をいいただくオフィシャルパートナーと して、東北大学と東京海洋大学が参加しております。

  昨年12月26日に発生したスマトラ沖大地震・インド洋大津波では、タイやインドネシアなど、プロジェクト参加地域が被災地となりました。本シンポジウム は、被災国の大学が、様々な分野の調査・研究活動を行い、地域の復興や今後の防災などに重要な役割を担っていること、また、自然災害の多い日本も、多くの 経験・知見を蓄積しており、アジア被災地域の復興と防災への貢献に大きな期待が持たれていることなどを背景に企画いたしました。

  アジア地域にまたがるインターネット基盤と人的ネットワークを活用して、本シンポジウムを開催することで、科学、工学、社会科学、医療など、様々な分野の 調査・研究活動事例、等をアジアの中で広く共有すること、アジアの大学の知見を集約し、将来に役立てることなど、具体的に大学が担うべき役割を検討し、実 施していくための議論を行います。また、今後はシンポジウムでの議論を元に、津波に関する「特別講義シリーズ」を2005年度4月以降、様々な大学が共同 で構築していく予定です。また、今回のようなシンポジウムを定期的に行うなど、今後もパートナー大学と協調して被災地域の支援に取り組んでいく予定です。

【開催概要】

  本シンポジウムは、SOI Asia遠隔教育基盤(下図)を利用して、各地からの遠隔参加という形態で実施し、第1部は各地からのレポート、第2部はディスカッションという2部構成となっています。

  第1部は、様々な分野で活動している専門家・研究者間の情報共有・意見交換の場として位置づけ、各国の大学がどういった分野でどのように今回の津波・災 害・防災などに関して調査・研究活動を実施しているか、その成果は何かといった話題を、日本、インドネシア、タイから、それぞれ各国からのレポートとして 発表いたします。

  第2部では、第1部での現状把握を踏まえ、今後、大学の知見をどのように集約して将来に残していくことができるか、また、SOI Asiaのような大学間協調の枠組みを利用して、復興のために大学は何ができるか、といった点を、SOI Asia 各サイトやインターネット視聴者からの意見などを取り入れながら、ディスカッションを行います。

SOI Asia ネットワーク
SOI Asia 遠隔教育基盤を利用したシンポジウム

【プログラム】



16:30-17:00 開会の挨拶、趣旨の説明、各サイト参加者紹介
17:00-17:30 日本からの報告(1):
東北大学大学院工学研究科 今村文彦教授
17:30-18:00 タイからの報告:
チュラロンコン大学工学部土木工学科Dr. Anat Ruangrassamee 他
18:00-18:10 休     憩
18:10-18:40 日本からの報告(2):
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 金子郁容教授
18:40-19:10 インドネシアからの報告:
バンドン工科大学、ブラビジャヤ大学、シアクアラ大学(アチェ州)他


19:10-20:10 パネルディスカッション
20:10-20:30 特別セッションのまとめ、閉会の挨拶、今後の計画

【参加会場】

主な会場:

・ 慶應義塾大学三田キャンパス 東館6-7階G-SEC Lab (日本・東京)
・ 東北大学農学部キャンパス(日本・仙台)
・ アジア工科大学Milton E. Bender Jr. Auditorium(タイ・バンコク)
・ バンドン工科大学(インドネシア・ジャワ島バンドン)
・ ブラビジャヤ大学(インドネシア・ジャワ島マラン)

この他、会議の様子は、以下に一覧するSOI Asiaパートナーサイトに配信し、一般向けにインターネット中継を行います。

【SOI Asia プロジェクト】

  SOI(School of Internet) Asia プロジェクトは、インターネット基盤を利用してアジア諸国の高等教育に貢献することを目的として2001年に開始されたプロジェクトです。2005年1月 現在、衛星を利用したアジア広域インターネット基盤を構築し、その上で11カ国17大学 が遠隔高等教育共有のための環境を自律的に運営し、アジア地域でのリアルタイム講義やアーカイブ講義の共有、その他の様々な教育プログラムを実施するな ど、大学間で有意義な教育協力関係が築かれています。

  本 プロジェクトは、日本政府の各省庁のサポートを受け、WIDE プロジェクト・AI3 (Asian Internet Interconnection Initiatives) プロジェクト、慶應義塾大学、Asia-SEED Institute等が中心となって運営しています。授業提供のオフィシャルパートナーは東京海洋大学、東北大学農学部、北陸先端科学技術大学院大学、慶 應義塾大学、WIDE プロジェクトなど。

SOI Asiaパートナー一覧
・アジア工科大学 (タイ)
・チュラロンコン大学 (タイ)
・プリンス・オブ・ソンクラ大学 (タイ)
・チュラチョームクラオ・ロイヤル・ミリタリー・アカデミー(タイ)
・ラオス国立大学(ラオス)
・アジア・ユース・フェローシッププログラム(マレーシア)
・ヤンゴンコンピュータ大学(ミャンマー)
・Advanced Science and Technology Institute(フィリピン)
・バンドン工科大学(インドネシア)
・ブラビジャヤ大学(インドネシア)
・サムラトランギ大学(インドネシア)
・ハサヌディン大学(インドネシア)
・Institute of Information Technology(ベトナム)
・Institute of Technology of Cambodia(カンボジア)
・バングラデシュ工科大学(バングラデシュ)
・モンゴル科学技術大学(モンゴル)
・トリブヴァン大学(ネパール*)
(*)2005年中旬接続予定

【WIDE Project】

WIDE Projectは、インターネットに関連する各種技術の実践的な研究開発を行う研究プロジェクトであり、1988 年から活動を行っています。133 の企業と 11 の大学を含む多くの組織と連携して、インターネットの様々な発展に寄与しています。

http://www.wide.ad.jp/
連絡先:press@wide.ad.jp、Tel:0466-49-3618, Fax: 0466-49-3622

【本件に関するお問合せ先】

神奈川県藤沢市遠藤 5322 慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス 村井研究室内
SOI Asia プロジェクト事務局 (soi-asia@soi.wide.ad.jp)
http://www.soi.wide.ad.jp/soi-asia/
FAX: 0466-49-1101

【参考資料】

PDF FileSOI Asia Courses, Lectures and Sessions (PDF File : 3ページ/125KB)

【関連プレスリリース】

以上

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