ICAT Semianr / 1998.4.14
認証実用化実験協議会(ICAT)平成10年度第1回定例研究会

1998年4月13日


日時1998年4月14日(火) 10:00〜
場所機械振興会館 地下2階ホール
東京都港区芝公園3-5-8 (東京タワーの目の前)
日比谷線神谷町駅から7分、都営三田線御成門駅より7分

参考:平成9年度第1回定例研究会資料


発表資料

平成10年度の活動について

山口 英(実験諮問委員会委員長)

 認証実用化実験協議会(ICAT)設立以降実施してきた研究開発の総括と平成10年度の研究目標について報告する。
 
広域認証技術を活用した実証実験について
 (1) ICATの研究成果物について

鮫島 吉喜(広域認証技術研究タスクフォース委員長)

 ICAP、PEPOP、PemCAT、暗号ライブラリーの各機能の概要等について報告する。

広域認証技術を活用した実証実験について
  (2) JAMIとの実証実験について

山本 隆一(医療情報学会課題研究会 医療情報通信研究会 代表幹事)

  医療情報学会(JAMI) は、昭和58年(1983年)に医療情報に関心を 持つ研究者及び実務担当者の学術交流の場として設立された組織。ここでは、 医療関係ユーザ間のデータ交換に ICAT で開発したICAP (認証局パッケー ジ)とPEPOP(代行認証暗号メールサーバ)を利用し、医療分野で安心して使えるネット ワークの普及・促進とICAPとPEPOPの有効性を実証する実験の経緯と 今後の実験計画などについて報告する。
広域認証技術を活用した実証実験について
  (3) JPNICとの実証実験について

戸田 洋三(千葉大)

  日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は、平成5年 (1993年)にコンピュータネットワークを円滑に運営するために必要となる 各種の登録管理業務および情報提供業務を行う組織として設立された。ここで は、JPNIC におけるデータベース管理業務などの説明を行い、X.509 を ベースとした認証技術に関する調査研究及び JPNIC 業務への試行的適用の計 画を中心に、今後の実験計画などについて報告する。
 
広域認証技術を活用した実証実験について
 (4) 九州システム情報技術研究所(ISIT)との実証実験について

山崎 重一郎(九州システム情報技術研究所)

  (財)九州システム情報技術研究所(ISIT)は、福岡市のソフトリサーチパー クにある福岡市が母体の研究所であり、平成7年12月25日に設立された。 ISIT では、地域の企業、学校、有志の個人たちからなる 「福岡オンライン認証実験WG」 というコミュニティをベースに、地域性に基づく認証によって 電子商取引以外にも利用できる認証インフラを構築するというプロジェクトを 進めている。ここでは、認証システムの「3権威分立モデル」の提案を中心に 、これに基づく証明書発行システムと証明書を利用するアプリケーションのプ ロトタイプを試作状況について概説する。
 
暗号技術を取り巻く最近の動向について

松井 充(暗号技術研究タスクフォース委員)

 最近の動向(AES、楕円曲線暗号の強度等)について概説する。
 
IETF活動報告

櫻井 三子(広域認証技術研究タスクフォース委員)

 昨年度の調査報告書、最新の動向について報告する。
 
認証局運用規程について

佐藤 正典(三菱総合研究所)

 運用規程を考える場合の注意点、運用上のリスクについて報告する。
 
認証局運用コストの試算モデルの検証

川口 修司(三菱総合研究所)

 コストモデルの考え方、参考例等について報告する。




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Last modified : Fri Sep 11 15:46 JST 1998