通常総会
平成7年度第1回通常総会
議事次第
1 開会の辞
- 2 挨拶
- 認証実用化実験協議会会長
来賓
3理事紹介
- 4 議事
- 第1号議案 会則承認の件
第2号議案 平成7年度事業計画の件
第3号議案 平成7年度予算の件
事業計画(配布資料より抜粋)
- (1)広域ネットワークにおける共通プラットフォーム(認証機構)の実現
- 協議会では、広域ネットワークにおいて公開鍵を登録し証明書を発行する
認証機構の確立を先導するために、基礎となる技術や機能について研究開発及び
調査を行い、共通プラットフォームの実現を図ることを目的にしている。
このため、鍵管理システムに関する基盤技術開発や諸外国における技術動向調査を
基にシステム運用を前提とした課題を抽出を行い、環境整備のための具体的
検討を行う。
- (2)認証基盤技術における暗号技術の研究開発の実施
- 認証機構をネットワーク及びその上で展開されるサービスの共通基盤として
活用していくためには、認証技術のベースとなる暗号技術の検討と開発が
必要不可欠となる。現在、世界的に普及している技術の多くは米国の特許または
ライセンスによるものがほとんどであり、このため、独自の暗号アルゴリズムを考案
し、当該暗号アルゴリズムの運用方法等について検討を行う。
- (3)暗号・認証技術の啓蒙普及
- 認証機構の運用方法には様々な方式があり、各種エレクトロニックコマース(EC)
関連の実験により提供されるサービス毎に、どの方式がもっとも有効であるか
利用者の判断が必要である。このため、協議会では想定される各種方式について、
協議会会員に対し可能な限り無償かつ中立的な立場で技術提供を行う。
- (4)定例研究会の開催
- 会員の求める課題を中心に会員相互の学習の場として定例研究会を開催する。
なお、本研究会は原則として非会員の参加も認めることとし、協議会活動に
対する非会員の理解を深めることとする。
- (5)情報提供サーバの設置
- 協議会の概要の紹介ほか、各タスクフォースにおける活動状況や研究成果の
提供を行う。協議会の概要の紹介のほか、各タスクフォースにおける活動状況
や研究成果の提供を行う。
平成8年度第1回通常総会
議事次第
1 開会の辞
- 2挨拶
- 認証実用化実験協議会会長
来賓
- 3議事
- 第1号議案 理事選任の件(案)
第2号議案 平成7年度事業報告の件(案)
第3号議案 平成8年度事業計画の件(案)
第4号議案 平成7年度収支決済及び平成8年度予算の件(案)
事業計画(抜粋)
- 1.1 実験諮問委員会
協議会の円滑な運営に資するために、前年度に引き続き設置する。
- (1)平成8年度事業実施のための各タスクフォース活動に対する支援
(2)広報誌の発行
(3)定例研究会等の開催
(4)関係機関等との交流促進
(5)今後の活動計画についての審議・策定
- 1.2 暗号技術研究タスクフォース
- (1)本タスクフォースの行う研究開発の実施に関する審議
(2)統合暗号化システムの研究開発
(3)暗号技術に関するワークショップの開催
- 1.3 広域認証技術研究タスクフォース
- (1)本タスクフォースの行う研究開発の実施に関する審議
(2)広域認証システムの研究開発
(3)認証システムの接続運用実験計画の策定・検証
(4)認証技術に関するワークショップの開催
- 1.4 制度研究タスクフォース
- (1)暗号・認証技術と制度等との関係における課題の調査研究
(2)関係機関等との情報交換・連携
2.普及・啓蒙活動
2.1 広報誌の発行
2.2 定例研究会等の開催
2.3 関係機関等との交流促進
2.4 情報提供サーバの維持・管理
- 3.国際活動
- インターネット関連技術の標準化組織であるIETF
(Internet Engineering Task Force)に対して、本会における
研究成果を提案(RFC)する。
- 4.運営費用・事務
- 協議会の事務は、財団法人日本情報処理開発協会 情報セキュリティ
対策室が行う。